「寡黙な華」　　榎田尤利

「では、接吻の作法を教えてやろう」
櫻林院公爵家の跡取り候補として、三峯邦彦は櫻林院家を訪れる。そこで、数年ぶり従兄の千早の姿をみつける。幼い頃は実の弟のように千早に可愛がってもらった。だが、いつしかふっつりと千早は人前から姿を消していたのだ。なぜ嫡男である千早が家督を継がないのか？疑問を胸に抱きつつも、邦彦は櫻林院家を我がものにすると堅く心に決めていた。爵位や財産が欲しいわけではない。だが、どうしても欲しいものがあったのだ！
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というわけで…「寡黙の華」読み終わりました！
「ゆっくり走ろう」と連続発売並みに近いの発売日でしたが、作品的には全然異なった作品でした。陰と陽というか…。千早が長髪なので、私的に気になるなぁ…という印象だったんですが(←基本的に攻めでも受けでも長髪が苦手なので…)長髪な千早が清楚で美しい、世間離れしたイメージが出てて良かったです。雪舟薫さんのイラストもすごく好きなので、ナイスタックルでした(笑)作品にもすごく合ってますしvv邦彦の千早大好きっぷりがちょっと激しいですが、最後3年も時が立ってしまって悲しくなったり…。もう少し、甘い雰囲気も欲しかったかもです。
と…たらたら文句はたれてますが面白かったですー