「まなざしを指に絡めて」 きたざわ尋子
2006年1月18日 BL
容姿端麗な有名カメラマンの鳴海脩平は、欲した相手は必ず手に入れてきた。だが、鳴海は誰かに心を奪われることはなかった。そう、あのまなざしに出会うまでは…。まだ高校生の篠沢尚が鳴海に向けた、動揺と憧れを含んだまなざし。しかし、今、それは冷たいだけのものに変わっていて…。19歳となった尚は、ある理由から脩平と2ケ月の休暇を過ごすという契約を結ぶ。つまり、休暇中は脩平の要求になんでも応えるという契約だ。身体は渡しても、心だけは渡さないつもりでいた尚だったが…。
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