呪いのお札がもたらす死の連鎖。事件の陰に潜むは妖(あやかし)か、それとも?
若き妖怪リベザル店長の“薬屋探偵”新シリーズ誕生!

桜の樹の下で、ある女性から盗んだ紙切れは死をもたらす呪いのお札だった!? 会社員の桐がお札を盗んで以来、転落死、白薔薇が撒かれた殺人、死体消失と同僚が次々不可解な殺人事件に巻き込まれていく!背後にみえるは妖(あやかし)の存在か?妖怪雑事相談員リベザルは謎を追うが、彼にも魔の手が迫る。そして深山木薬店史上最悪の事件発生へ!“薬屋探偵怪奇譚”第1弾!
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薬屋新シリーズ、5Xが始まりました!(間違い)実は新シリーズ入って2・3作はリベが主人公で伏線でちらりと秋や座木が出て来るのかな…と思っていたのですが、こんなにも早くご登場とは。正直かなり嬉しいところ。前作ラストで一番美味しい所を持っていった0と1で出来てる人は、あのピザと関係あるのかとちょっとソワソワしております(笑)早くちらっと風の噂でいいので近況が知りたいデス…。出てこなくてもいいから!!!(一番好きなはずなのに真正面から出てこられても吃驚して直視出来ない…)

2000年の「緑陰の雨〜」が新刊発行される前辺りから読み始めた私としては、薬屋を読み始めて8年以上!リベが一人で頑張ってきた年数+1年と思うとすごく長いですね…、7年の歳月は。色々変わったこともあり、吃驚するやら、涙が出そうになるやら、高里先生の薬屋シリーズへの愛を感じました。ここであの話のラストを迎えるとは…憎いよ、椚家!良太で歌とは…恐れ入ります。他にも異動した高遠さん(だよね?)やら、御嘘発見器やら、智、空音、直也等等…。さり気ない小ネタの散りばめ方が!!読んでて気が抜けません。

今回増えた伏線も有り…、今までの伏線も有り、今後の展開も楽しみだー。

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